出張 無人直売所

去る7月24、25日、三鷹中央通りの「三鷹スーペースあい」にて、「三鷹市内産農産物 出張 無人直売所」を開催しました。

多くの方の協力をいただいて実現した企画ですが、その趣旨や経緯などについて、いろんな方に知っていただきたいと思い、こちらで書かせていただくこととしました。よろしくお願いいたします。

私たちが所属しているJA東京むさし三鷹地区青壮年部では、毎年夏と秋に三鷹駅で農産物の直販を行っています。

夏の直販の様子

この駅前直販の歴史は長く、数10年続けられているようです。

今では庭先販売を行っている農家は多くなりましたが、以前は市場出荷などがメインで、生産者がお客さんに直接販売するという機会は少なかったようです。

そんな時代から続いている駅前直販は今でも、「三鷹にも農地があり、農産物が生産されている」ということ、「若手後継者ががんばっている」ということを多くの人に知ってもらう大切な行事です。生産者と消費者が繋がる場でもあります。

しかし今年は上の写真のように、テントを張ってお客さんに集まってもらって、大きな声を出して販売するということが難しい状況です。部員からも様々なリスクを心配する声も上がり、あらゆるイベントが中止になる中、駅前直販も中止となりました。

夏の直販は中止になりましたが、冬の直販、来年以降の直販もどうなるかわかりません。無理はできないけど、駅前直販に代わるものを考えていかないと、ということで「デリバリー」や「ドライブスルー」など様々な方法を検討しました。

その中でチリンチリン三鷹さんに今回の無人販売形式を提案していただき、話を進めることになりました。

「やるのであれば夏野菜が豊富な時期にやらないと」ということであまり時間がなく、今回はチリンチリンに農産物を納品している農家で試験的に開催することになりました。

赤と緑の旗が遠くからでも目立ちました
チリンチリンで買える月~土曜の野菜セットが一堂に集結
様々な野菜が並んでいます
中央には花もあります。花苗もチリンチリンで買えるとか
各地区の直売所で手に入る(かもしれない)農家MAPが特別に勢ぞろい。左の写真の奥に見えるのは最新式の料金投入システム

今回は無人販売ということで、ずっとその場にいたわけではないのですが、購入されたお客さんからは「駅前で地元の野菜が買えるのが嬉しい」「気軽に買えて楽しい」「ぜひ定期的にやってほしい」など嬉しい言葉をたくさんいただきました。

本来であれば「チラシを配って大々的に告知を」としたいところでしたが、初めての試みでどうなるか全くわからず、しかもこのご時世にどこまで告知していいものかと思っていましたが、「通りすがりに入ってみた」という方も多く、売れ行きも上場でした。

今回、とても多くの方に協力していただき、このような形でやることができました。今後どのように発展させていくかはこれから検討していきますが、またやりたいと思いますし、状況が落ち着いた後も続けていけるような活動にしていければいいなと思います。

また、この無人直売所にとどまらず、今だからこそ色んな方と話して考えて、これからの農業や直売の方法を作っていきたいと思います。ありがとうございました。

この記事を書いた人

えびさわ農園

三鷹市大沢で花壇用苗物の生産、直売を行っています。年間通して40品目ほどの花を作っており、三鷹緑化センターにも出荷しています。
花を通して、農業や土に触れる人が増えてくれるといいなと考え、毎日花を育てています。