ブルーベリーと電車の音と

果物狩りというと、遠くに出かけて行ってするものだと思っていた。三鷹に住むまでは。しかし三鷹には、名産キウイをはじめとして、いくつかの種類の果物を直接摘み取って買うことができる。庭先産地のありがたさよ。

そんな三鷹の夏の果物狩りは、ブルーベリーだ。広報みたかに掲載されたブルーベリーを直売する農園は7か所。うち摘み取りができるのは5か所だ。

「広報みたか」2020.7.19号より

結構市内にまんべんなくあるではないか。ブルーベリーの摘み取りは8月中旬までとも聞く。すぐ行かねば、というわけで中央線北側(でも三鷹市上連雀)の清水農園さんへ(取材:2020.8.10)。

あらかじめ電話で問い合わせたところ、「今年はそろそろ終わりになりますよ」とのこと。祝日のこの日の開園は15時から。「蚊が多いですよ」と言われ、家族みんな気温30度をゆうに超える中でも長袖長ズボン、虫よけしっかりで訪れたのだった。

自転車で行ったのだが、停めらている数の多いこと。そして親子連ればかりではないか(うちもだ)。遠出できない今年、摘み取りは近くで感染リスクの低い屋外で楽しめる格好のレジャー。こちらの農園さん、摘み取って入れるバケツもキッズサイズで、いかにも可愛らしい。

園内には、さまざまな種類のブルーベリーがあるとのこと。時期的にはピークを過ぎているものも多かったが、幸いまだ収穫できるものも残っていた。低いところは子どもが、高いところは大人が、摘むべし!摘むべし!手に触れるとポロリと簡単に採れてハサミも使わないので、小さな子どもにも安心だ。

摘んだブルーベリーは、買取りを。清水農園さんは、100グラム200円。摘み取りしないパック販売は金額が異なるので注意。下記JA東京むさしさんのホームページ(地図あり)、農園入り口の手書きの情報を参照のほど。

子どもバケツにこれくらい×2つに。冷凍保存し少しずついただく予定。

この記事をアップしたものの、すでにブルーベリー狩りは終盤、いやもしかして今週で終わりかも…。ブルーベリー摘み取りができるそれぞれの農園さんの問い合わせ先が、広報みたか、上記JAのリンク先にあるので、ぜひ確認の上行かれてください。

そしてようやくタイトルについて。実は、こちらの農園で摘み取りをしていると、もれなく中央線の高架を走る電車の音を聴くことができるのだ。姿はわずかにしか見えないものの、すぐ南側に線路があるために通過音がバッチリ。農園を南に行くと、あの太宰も訪れていた三鷹電車庫(正確には車両センター)跨線橋がある。鉄さんぽと合わせて訪れるのも、一興かもしれない。

来年はもっと早くに来よう…(ここまで暑くなる前に)。

右側に見えるのが陸橋(跨線橋)。上から通過電車を眺めるとワクワクするのは、子どもだけではあるまい…。

この記事を書いた人

小坂鉄子

遠くに行きたい人生が、近くもいいねになりつつある元乗りテツの人。親子で半径3キロ程度をわりとウロウロ。料理は苦手だけれど、野菜は大好き。手入れの行き届かない家庭菜園あり。