『今日も玉川上水沿いで』その4

自然の恵みを、ちょっとだけ分けていただく

 なかなか梅雨明けしませんね。雨の連休になりそうです。玉川上水沿いではミンミンゼミの初鳴きを確認したと思ったら、今度は「シシシシシシ」という鳴き声が。温暖化で北上していると言われているクマゼミでしょうか。まだウグイスも時折鳴きますし、繁殖期のカラスも騒ぐため、なかなかに賑やかです。

 雨の隙間をぬって、ときどき摘み取って食べていたのは、ナワシロイチゴの実。ルビーのような赤がきれいです。ピンクの小さな花が咲いて、一度萼が閉じてから、こんな感じで熟した実が露出します。

 子どもの頃はこのまま摘んで食べちゃいましたが、虫がついていることもあるので、よく洗ってからの方がいいです。念を入れる場合は、一度冷凍します。
 ヨーグルトにりんごジャム、そしてナワシロイチゴをトッピングしてみました。ちょっとイクラに似てますね。

 藪萱草(ヤブカンゾウ)、野萱草(ノカンゾウ)も、ふくらんだ蕾を摘みます。蒸して干すと中華材料の「金針菜ができると本で読んだので、試してみることに。一本につき、蕾は一つだけ大事にいただき、あとは残しておきます。欲張りは禁物。それでも、40分ほど上水沿いを散歩するうちにこんな感じに。

 蒸して干すと、小さく細く干し上がります。

 ほんとうは天日干しにしたいところですが、雨つづきなのでエアコンの除湿で乾燥させました。こんな感じです。ジップロックに乾燥剤とともに入れて、冷暗所保存です。
 金針菜が自作できるとは〜。まだまだ知らないことがたくさんありますね。

この記事を書いた人

Miyako Hagiya

玉川上水の近くに在住。本業はサイエンスライターで、自然のあれこれを毎日身近に観察できる環境が気に入っています。自他ともに認める食いしんぼでもあります。